シニア専用メソッドについて

2025/04/21

今日はシニアのメソッドについてです。

これはピアノの練習ぎらいの私が、最短で上達していくには、

どうしたらよいかを考え研究した練習方法です。

一言でいえば弾ける身体の感覚を先に作ってもらって、その後弾くというやり方です。

シニアの皆さま、ピアノが上達するには毎日1時間練習しないといけないのではないか。

もう年だからムリなのではないかと思っていませんか?

そんなことはないです。

ピアノは簡単にいえばドレミの位置がわかってメロディーが歌えれば、指1本でも弾けます。

鼻歌を歌うように弾けるのです。

おそらく子どもの習い事として基礎練習を沢山やらないと上達しない。

子どもの頃からやらないと上手にならないという思い込みがあるのではないでしょうか。

たしかにクラシックピアノでプロレベルを目指すのであれば、そうかもしれませんが、
皆さまが目指しているのはそうではないと思うのです。

指の分離というのは、生活の中で無意識に行われています。

小さいモノをつまむ時は、1と2の指を使っています。

もう少し大きいものをつまむ時は、1と2と3の指。

影絵のキツネさんを作る時は、1と3と4の指。

こんな感じで、指の分離はムリと思い込んでいたとしても、実際はできているのです。

私のお教室では、その日常でできている分離をピアノを弾くところまでもっていく
練習方法をお伝えしています。

なので、初回のレッスンで
「もうこの年だから和音を弾くのはムリです…」
「指が動きません…」という方も、

まあーーー!
さっきよりできます!となります。

シニアのピアノは一から始めるのではなく、これまでの沢山の経験と知識をいかしてやりましょう。

これまで沢山の曲を聴いてこられて、たくさんの思いを重ねて、たくさんの努力をされてきたことと思います。

それをピアノに活かしましょう。

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